おはようございます。ここ1年くらい、様々な動画配信サービスを使い倒しているあきらです。
動画配信サービスには本当に多くの種類がありまして、基本的にひとくくりに「VOD(ビデオオンデマンド)」と呼ばれています。
しかし、一口に「VOD」と言っても、実はもっと細かく種類わけされているのをご存知でしょうか?
え?僕も結構たくさんのVODサービスを使っているけど、運営会社とか以外にも違いってあるの?一体、それぞれどういった違いがあるんだろう・・・?
そうだよね。普段使っている分には、VODそれぞれの「名称」の違いとかはあまり意識しないもんね。だから今回は、近年でとても普及しているVODサービスにどんな種類と特徴があるのかをわかりやすく伝えていくね!
・目次
VODの4つの種類
冒頭にもお伝えしましたが、VOD(ビデオオンデマンド)には種類がありまして、大きく分けて『AVOD』『SVOD』『EST』『TVOD』があります。
名前だけ見てもいまいち分かりづらいと思いますので、それぞれ何が違うのかを、ここからはお伝えしていきます。
『AVOD』とは?
まず最初に、『AVOD』タイプについてお伝えします。
『AVOD』とは ” Advertising Video On Demand ”を略した言葉で、一言で表すなら ”広告型動画配信” です。
つまり、広告を掲載する事で、無料で動画を視聴できる動画配信の形態のことを言います。
わかりやすい例でいうと、「YouTube」や「AbemaTV」、「GYAO!」などがこの『AVOD』にあたります。
テレビなどと同じで、スポンサーから収益を得る形の動画配信形態なので、ブログのアドセンス収益などに似ているものです。
『SVOD』とは?
次に、『SVOD』タイプについてお伝えします。
『SVOD』とは、”Subscription Video On Demand” を略した言葉で、一言で言うなら ” 定額動画配信 ” と言えます。
月額料金を支払い続ければ配信されている動画が見放題なサービスの事でして、わかりやすい例は「Hulu」や「Netflix」などがこの『SVOD』にあたります。
今は様々な動画配信サービスが普及していますが、その火付け役とも言える形態と言っても過言ではないです。
『TVOD』とは?
次は『TVOD』タイプです。
『TVOD』は ” Transactional Video On Demand ” の略で、レンタル型の動画配信サービスの事を指します。
わかりやすい例で言えば、「U-NEXT」や「FODプレミアム」・「dTV」などで採用されている形式です。
特徴は、最新作品などを比較的すぐに視聴できる反面、レンタル期限が決まっており、その期間を過ぎるともう1度レンタルに課金しなければいけない点です。
なので多くのVODサービスでは「毎月〜ポイント増える」などの仕組みを作り、利用者の負担を少なくしています。
『EST』とは?
最後に『EST』タイプの特徴をお伝えします。
『EST』は ”Electric Sell Through” の略で、配信動画を購入し、自分のものとして保存・再生ができるサービスを指します。
メリットとしては、ダウンロードした動画を外出先でオフライン再生できたり、レンタル方式などと違い視聴に期限がない事です。
有名な例で言えば、『iTunes』や『Google Play』などがこの配信形態をとっています。
レンタルではなく自分で購入しているので、視聴などに制限がなく、公開して間もない作品も多く楽しめるのが強みの形態と言えます。
まとめ
今回は近年かなり多様化し、発達しているサービスの「VOD」について、より詳しい情報をまとめました。
実際にある有名なサービスを例として出したので、イメージが少しは湧きやすかったのではないかと思います。
今後VODサービスを利用する上で、「あ、これは『SVOD』だな」など、知見を広げて楽しむことができるのではないかと思うので、ぜひそういった点も気にして様々なVODサービスを利用してみてください。
そして、自分にあっている組み合わせなどを見つけて、毎日の生活をより充実したものにしてください。
以上、あきらでした!